2021年8月30日月曜日

保存会便り第110号

「ほっとするまち畦町」づくりを応援しますーI生

◆9月の行事

◎9月1日(水)
保存会便り110号発行
◎9月6日(月)
竹槍一揆研修プレワーキング
 令和3年度県人権・同和教育担当者協議会ブロック企画「筑前竹槍一揆現地研修会―10月8日実施―」用(平木・鎌田・岩熊の3名が研修会の現地ガイドを担当)
◎9月14日(火)
第5回「礎石探し」
 9時 畦町公民館集合(午前中)
◎9月21日(火)
保存会役員会
 17時 畦町公民館

◆竹槍のレプリカ作成中!

「竹槍一揆」の竹槍はどんなもんやったっちゃろうか?見たことないし、作ってみる?瓢箪から駒で、会員の本村友和さんが作り始めました。

写真は試作品。穂先をいぶして、胴には年号を刻み入れる予定。長さ2m程度・小口2.8cm。今月中には完成します。

◆古本提供お願いします!

「ほっとするまち畦町」づくりの保存会活動は「手弁当のボランティア」が基本。活動資金はいつも不足。ですから、みなさんの会費以外にあれこれと「資金作り」の日々。その1つに古本販売をしています。

去年は29.520円を売り上げましたが、今年はまだ僅か2.900円。ちょっと寂しいですね!ここらで馬力をかけないと。ご自宅やお知り合いに、いらない古本があったら事務局にお知らせ下さるか、直接お持ち下さい(ぎゃらりぃ畦)。1冊でも結構です!

◎最近古本を提供して下さった方々 安田光宏・二川秀臣・佐々木勉・若松浩一

ヒマワリの種まきー雨降って順調に発芽しています

8月8日の日曜日にはヒマワリの種まきをしました。場所はー天満宮横の田んぼ・貴船様前の田んぼ・八幡宮裏口横の畑―の3ヵ所。品種はサンマリノ(背丈は1mほど・蒔いてから60日くらいで開花)。

折よく、翌日には雨も降って発芽には好適。八幡宮横の畑が一番いいですが、二つの田んぼもそこそこに発芽。コロナの関係で、今年の畦町宿祭りも行えませんが、10月10日くらいから大輪の花を、太陽に向かって咲かせ始め、「ほっとするまち畦町」の魅力度をアップしてくれることでしょう。

写真は当日の加勢人と発芽したヒマワリの畝。加勢人は8人と少数で、作業がきつくなりました。おつかれさん。

秋そばの種まきは8月29日実施の予定―祈る好天!

秋そばの種まきは8月22日の予定でした。20日の朝には安田・本村・岩熊の3名で肥料散布。その後植木健二さんがトラクターで、2度目の耕耘をして、準備完了だったのですが、21日夜中から雨がまた降り、とうとう当日は中止し、29日の日曜に一週間延期しました。

29日には久方に多数のソバボランティアさんの参加を頂き、無事に種まき完了となりますように。

カサマツキュウリとれていますー畦町の名物野菜に?

写真の左2本がカサマツキュウリです。右の3本は普通のキュウリ。4年ほど前、ワリカン隊が初挑戦で作った野菜。宮若市笠松固有の伝統野菜。キュウリの名前ですが、本当はウリ科。漬物・塩もみがおいしい。炒めて西洋料理風に食べたらいいかも?

見坂峠の向こうでは結構高値で売られているので、畦町で特産品化したいところ。興味のある方は事務局にご連絡を。1本200円。

5回目の「礎石探し」は8月3日(火)はコロナ拡大「蔓延防止発令」で中止し、9月14日(火)に延期しています。9時公民館前集合で午前中に終了予定。コロナの影響で再延期の場合は、有線放送にて連絡します。興味のある方はどうぞ。ただしペットボトル持参にて。

悩める新米しんまい英語教師―佐々木勉

大人の世界など知りたくもない中学三年の英語授業。春から着任した東北学院大出の新米男子教師は、日本語も英語も充分に訛っていた。夏休み前に公開授業があり、他校からも先生達が参観にみえる状況の中、このS先生、クラス授業の後に私を廊下に呼び、「佐々木君、今度の公開授業の時ね、誰も手を挙げねがったら、君に当てるから答えでくれるねえべか?」と。ん、どういうことだ?どんな難しい質問をするのか分からないが、誰も答えられないとはなから諦めた話か?それで先生の立場が悪くなるのか。自分の能力の限界を同業者に見られたくはないという事か。おのれ一人を守るだけで、裏のある授業をし、その片棒を担ぐように私は求められているのかと。色々な考えが駆け巡ったが、一瞬にして先生の思いはせた気がした。

さて、当日はこの想定通りの状況となり、私も己の自己満足の為というより、何故か、ある種のわびしさ、やりきれなさをもって、私の役目を果たしたのである。大人の世界、教師の世界がどうのこうのと考えられる年頃でもなかったろうが、そう、人のこころの有りようというか、人が本来持っているそれぞれの弱さを私は直観したことで、「うん、これでいいんだべぇ…。」と納得していた。

十年程ののち、師と再開した時、先生は「アァ、あんときわるい事すたなぁ、ほんとぬあんださぁすまんごとすた。俺もわかがったなぁ…」と言って、お互い苦笑いをした。

私は全くよく分からないのだが、英語を単に学ぶ対象とするのではなく、人の些細なおもしろさ、不可思議さを見つめようと、はるか京の地で基督教を学ぶ神学部生となっていた。

(つづく)

日本ミツバチ飼育孤軍奮闘記(24)-週末養蜂家  藤野孝太

久しぶりに日本ミツバチの巣箱の蓋を開けてみた。ミツバチが巣箱に収まりきらないくらいいる。ハチミツもたっぷり貯まっている。子育てもしっかりしている。健康な証拠だ。巣枠を空の新しいものと取り替え、1リットルほどハチミツを収穫。自宅で3歳の娘と一緒にハチミツを搾った。楽しいひとときだ。

「生命の目的」の話に戻ろう。外界の情報を受信する門は5門ある。「色・音・香・味・触覚」の5種類の情報を「眼・耳・鼻・舌・身」の5門が受け取ると、電位変化が生じ、神経を通じて脳に伝えられ、感覚として知覚される。五門に入力された情報を「認識する」ということについて考えてみたいと思う。

眼という門に、光が当たると、色や形として認識される。網膜に写った画像情報は、脳に転送され、色や形を認識するのである。そして「見えた」という認識が生じる。この「見えた」という認識は、何のために生じているかというと、私は、2つの目的があると思っている。

一つは「生存のため」である。生活のためには外界の情報をキャッチし、自覚し、危険を回避したり食料を手に入れたりするためである。つまり「食べる・命を維持する・分裂する」ためである。

もう一つは、これは推論の域を出ないが、「見たいため」、「感受することを楽しむため」である。生命には外界の情報(色・音・香・味・触覚)の情報を味わうことができる。そして5門に入力された情報を味わい、楽しむことを行っているのだ。                  

次号に続く・・・

畦町地名考―「つゆじゃく」ーの思い出⑧・高村先生その7―畦町太郎

明治10年頃畦町に流れ着き「医者」家業を開始した登四郎。医師としての彼の姿を可能な限り探ってみる。 

まず、井上隆三郎著『健保の源流―筑前宗像の定礼―』の「仁術の碑(畦町区)」に記された姿。

「宿場の人が高村医師に、『薬代はどんな方法で払おうか?』と聞いたとき、「食べるだけあればよい。さしあたり米が良い」といったという。そういう形で畦町の定礼が始まった。登四郎はその「定礼米」を畦町で酒造業を営んでいた中村酒屋に酒の原料として売却、金銭に替えた。

お隣の八並区も登四郎を定礼医とした。既に故人となった小田博さんの幼年期の記憶が語られているが、父が「定礼寄合」(深夜にしか帰らない)に行った時の話として「登四郎医師から出された八並区の年間総治療費を役員で検討する。『去年より高い』『それに今年は凶作』『少し負けてもらおう』。役員たちは連れ立って医師の所へ行く。そして交渉のすえ値引いてもらう。あとは『ご苦労さんでした』と高村医師からねぎらいの酒が出る。」―中略―「小田さんのまぶたに残る登四郎医師は、白いりっぱなヒゲを生やした、馬上の往診姿である。彼は病人といえば、直ちに駒音も高く、八並の山道を登ってきたという。この畦町と八並の人がかかる医者は、登四郎氏ただ一人であった。」  

⁂続く


第110号 2021.9.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
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