2018年7月30日月曜日

保存会便り第73号

◆7.14「祇園祭」・子供山笠走る!

唐津街道の終点、佐賀県唐津市で、6月9日土曜、「唐津街道サミット」が唐津城内の旧大島邸(有形文化財)で開催され、赤間宿・箱崎宿・姪浜宿・前原宿・西南大学姪浜まち・唐津宿等の中に「畦町宿」からは櫻井良行さん、平木俊敬さん、それに事務局長、合計9団体・21名が参加しました。
14日、畦町は伝統の「祇園祭り」。例年と同じく「子ども山笠」1台が祇園様を出発。家並みの軒先に「紅白提灯」が輝く上町~下町までを、30数名の育成会の子供たちが、元気な掛け声と一緒に、「山車」を曳いて「練り」ました。
育成会のお父さん・お母さん方は準備・前日の「山車見せ」当日の「山笠」翌日の撤収と大働き。(写真撮影 櫻井 一)

★枝豆・大根・秋そばの種蒔き

7月19日夕方、お宮の裏の小田善彦さんの畑に、保存会の野菜班メンバー等10数名が集合、「畦町宿祭り」で販売する「枝豆」の種蒔き作業をしました。折から炎天が続いていましたが、種まき前にはたっぷりとタンクから水を散水、順調な発芽に備えました。
★今後の種蒔き作業
〇大根(祭りオデン用)種まき
ヒマワリ種まき(祭り「花園」用
8月1日水曜16時より・お宮裏、善彦さん畑
〇秋そば種まきー8月19日日曜16時より・同上 (写真撮影 末廣 隆)

祭りポスター、プログラム近々完成。協賛金後一息!

10.12(金)、13(土)の第6回唐津街道畦町宿祭り用のポスター、プログラム作りは順調に進行中。例年通り、ポスターは版画家の二川秀臣さん、プログラムはあぜのまち絵本美術館長の田中時彦さんにご協力を頂いています(右の挿入写真はその一部)。ポスター300枚は8月3日、プログラム4000枚は同10日の完成予定で、お盆明け以降公開の予定。
また、6月より開始しました、祭りの「協賛金」につきましては、7月26日現在、団体75件420.000円、個人118件199.000円、合計619.000円のご協力を頂いております。もう一頑張りで目標の690.000円に到達します。「畦町宿祭り」に対する皆様方の篤いご支援に、深く感謝申し上げます。

第2回睡蓮忌に52名。オカリナ・男声コーラス・ソーメン

明治6年に起こった「筑前竹槍一揆」の犠牲者、本木村の故井上勝次を追悼する、第2回「睡蓮忌」は7月14日10時~12時半まで、本木の西法寺にて、「睡蓮忌」世話人会主催・保存会協力の下、一般参加者20名、ご遺族・演奏関係者・スタッフ・報道等32名、合計52名規模で開催。本堂で、ご法事の後、見事なオカリナ演奏・男声コーラス合唱。その後境内4か所で美味しいソーメン会を楽しみました。昨年に比べてると20名程の増、新聞記事も掲載されて、手ごたえあり。
今年もソーメン作りには6名の保存会女性会員のご協力を頂きました。紙面を借りまして御礼申します。

◆ソバ打ち教室生卒業式!

7月21日、ソバ打ち教室(公民館と共催)の生徒さん6名にメデタク卒業証書が「授与」されました。1月21日にスタートして5回の教室開催でしたが、今後は「そば処畦」開店日での「ソバ打ちサポート」を期待しています。

◆豪雨被害でお祇園様池調査

7月の「西日本豪雨」、各地に大変な被害をもたらし国は「激甚災害」に指定。畦町では大災害はなかったものの、畑や道路の崖が壊れる被害多々。
「お祇園様の池」でも内部への大量の土砂流入、周囲の土の陥没、導水パイプの土詰まりなどの被害。渡辺区長さんより市役所に「災害」申請をしてもらったところ2度、都市計画課から確認調査に見えました(写真は25日のもの。区長、会長、副会長等説明)。
准絶滅危惧種のアカハライモリを始め、オニヤンマ・サワガニ・ホタル等貴重生物生息のこの池、保存会で再生・復活作業をして5年が経過。側壁や渡橋等の劣化が進行していて、来春までには本格的な再整備の必要性が課題であり、その経費の捻出に頭を悩ませている現状でしたが、この機会に「災害復旧」工事を十分にやって頂ければ、「池」でのフィールドワークを楽しみにしている上小生も、イモリちゃんも大喜びなのですが。

遊水池つれづれ3<野鳥の子育て>ー古屋隆之―横浜市在住

前稿でツバメの懸命な子育て中の写真を掲載させていただきましたが、今、野鳥たちは子育て真っ最中の季節です。今回は、カルガモとカイツブリが葦の中で雛が孵り、子育てしているのに遭遇しました。カルガモは4羽、カイツブリは5羽雛が生まれたようです。毎日10時頃から1時間観察していてもなかなか外に姿を現しません。遭遇時は天敵に警戒しながら子供たちに泳ぎを教えたり、エサを与えたりしているのでしょう。最近人間の世界では残念なことに、わが幼児をいじめることがよくありますが、野鳥たちの世界はいかにして元気な子孫を残していくかと育児に一生懸命です。仔細に双眼鏡で観察していますと、子供たちには公平に、いとおしく接しているようでうれしくなります。元気に育って外の世界に飛び立ってほしいものです。(写真はカイツブリ親子―古屋さん撮影)

引き揚げの想い出3―岩永圭司―大阪市在住

ソ連侵攻による略奪等。見張り役のロスケに自動小銃を突き付けられて、部屋の隅に両親と共に、凍ったように釘付けになって座っていた。まず、ラジオ、時計、万年筆等を極端に欲しがり要求し略奪した。
こうして略奪した腕時計を大半のロスケは手首から腕の付け根まで数多く付けていた。手首には入れ墨が彫られていた、間違いなく囚人であったとの証なのだそうだ。 毎晩のようにロスケ達はやって来た。目ぼしい物は掠奪され、物置や押入れの中のものを引っ繰り返し、毛皮、靴下、下着やセーターなどを奪っていった。母から聞いた話であるが。まともな下着など着けてなくて靴下、ゲートルも着けてなく、襤褸切れをただ巻き付着けた状態であったと聞く。父親が大切にしていた懐中時計を盗られるのは、癪に障ると、金槌で砕きトイレに捨てたと聞いた。
後で知った事であるが、ソ連は、ソ満国境を越えて侵攻したとき、正規兵に先がけ、先行部隊として囚人部隊を使ったという。 ある朝、地区にある井戸の傍に、人が集まって何やらひそひそ、「白足袋が見える・・・」。幼少の少年には何が起こっているか理解できなかったが、ただ、異常な印象は、記憶として残っている。それは女性が井戸に身を投げて亡くなったのだと。ソ連兵の所業は凄まじい掠奪と女性への被虐だった。

第72号 2018.7.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
☎080-9244-5128 メール  hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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―暑中お見舞い申し上げます!!ー保存会役員一同