2020年8月1日土曜日

保存会便り第97号

応援していますーほっとするまち畦町―福津市元気男生

◆新ソバ粉でソバボランティアの「試食会」―おいしかった!ー

6月16日、今年初めて作付けした春ソバの刈り取り・掛け干し作業はソバボランティアの方々を含めて16名の参加で行われました。

秋そばと比べると背丈は低く、実の付き具合も少な目、それになんといっても雑草が多い中、刈り取り作業は手間がかかりました。国人さん田んぼと貴船様前田んぼの2か所で、軽トラ1台分の春ソバを収穫し、ダイワンの櫻井ミヤエさん宅の納屋に「掛け干し」。 脱穀作業は27日の土曜日に。いつもの唐箕(小田勝幸さん所有)が大活躍。参加者には2人の小学生もいて合計22名。9.5㌔のソバの実の収穫となりました。

製粉は初めて、岡垣町の専門農家に依頼。そば粉4.5㌔、打ち粉1㌔ができました。量は少なかったけれど、極上のそば粉に。

そして7月26日、いよいよ公民館でソバボランティアの皆さんの「春そば試食会」。4~6月はコロナ感染症の影響でそば打ちも自粛していましたが、やっとこさの「そば処畦」の再開。 写真の打ち手6名も、「3密」にならぬようにとコロナ対応もあり、久方の作業でもあり大変でしたが、「こんどのそば粉は北海道産に引けをとらない手触りの良さ」と感触もよし。ソバボランティアの皆さんも「おいしくて最高」と大感激。

次のそば打ちは8月2日の「ご苦労さんそばの会」で8~14組が対象となります。

「畦町まるごと植物園」-10.11日ミニ花壇入れ替えー

「豊かな自然」と、歴史の面影が色濃く残る「道」は畦町の宝物。

「畦町まるごと植物園」チームは、町歩きマップや町筋の美化・畦町の生き物をインターネット上の仮想植物園に再現するという作業を通して、その宝物を若い世代にバトンタッチする活動をしています。

町筋の方々もミニ花壇の水やりやお世話をして下さり、ミニ花壇の設置数も増えて来ました。ありがとうございます。(現在、町筋に19基、まち歩き巡回コースに8基、年4回季節毎に花を植え替えています)

Withコロナで閉じこもりがちな生活を強いられていますが、自然や草花を楽しみながら町歩きで元気にお過ごし下さい。(末廣隆レポート)

「ほっとするまち畦町」の巡回コースに「バス停」がやって来た!

畦町宿まち歩きマップ掲載の巡回コース、みなさんの「健康増進と体力維持」・「畦町まるごと植物園」の豊かな自然観察に役立っています。

その巡回コースの魅力アップを図ろうと、7月22日、なんと「バス停」がやってきました。保存会の活動を長年支援下さっているJRバスから、「廃品を1本あげます」とのご連絡。早速旧福丸営業所に軽トラで頂きに。重かったですが、何とか積み込んで写真のように畦町に運んできました。

効果的な利用法を巡回コース担当の「畦町まるごと植物園」チームで検討して、できるだけ早く皆様にお披露目の予定。乞うご期待!

ご好意を下さったJRバスの皆様、ありがとうございます。

8月8日(土)ヒマワリの種まき・ご協力お願いします!

左の写真はヒマワリ畑の草刈り作業(7月25日)。今年は新しい種―サンマリノーを購入しています。以下の日程で。

8月8日(土) 8時30分より
集合場所 中町 国人さん田んぼ(4か所の畑に種まき予定)
8月23日(日)秋そば種まき・今年は豊作目指します!
去年の不作を乗り越えるため、作付けのそば畑を新しくしています。
集合場所 前田橋脇 集合時間 午前9時
作業内容 そばの種まき 畝整備

笠松胡瓜―塩もみ絶品!

笠松胡瓜最初の収穫です。ワリカン隊で栽培を試みて3年目。隊員のHさんが、去年の種から育てた3株に、6.7本の実がつき、色づいた1本を収穫。「塩もみ」にして食べたそうです。

宮若市笠松の特産野菜で実はウリ科。栽培する人が増えて、畦町の名物野菜になればいいと、導入者の植木栄二さんは話しています。

🌸私たちは「保存会便り100号達成(11月)」を祝します①

「ほっとするまち畦町」づくりの保存会は2012年5月14日に発足し、同月18日に保存会便り1号を発行しました。以降平均すると月一ペースで日々の活動を会員内外の皆様にお知らせしてきましたが、11月でついに100号となります。

これを記念して、7月より「祝100号賛助広告」を募集開始致しました。個人1口1000円、団体・事業所1口3000円。募集期間は11月30日まで。多数の皆様方のご支援をお願い致します。 今回は「祝100号賛助広告」①の皆様方を以下に掲載させて頂きました。深く感謝申し上げます。

(有)ヘイマ・福津妙法堂・暮らしの問屋・西法寺・福間内殿郵便局 二川秀臣・緒方義幸・広渡亮子・Sさん・岩永圭司・古屋隆之・竹之山利夫・西村幸二・安田光宏・Tさん・平木俊敬・なびちゃん・岩熊サカエ・岩熊弘嗣・赤川ユリ子・山本洋子・岩熊惇子・岩熊正文・磯野義弥・只松俊子・今林マリ子・櫻井ミヤエ・山村隆通・小室宏孝

日本ミツバチ飼育孤軍奮闘記(11)-週末養蜂家  藤野孝太

ちょっと難しい話を。ミツバチの「自我」についての一考察。「私は私である」という哲学的な意味ではなく、ミツバチの自我意識は、「個にあるのか群にあるのか」ということについてだ。個とは一匹のミツバチで、群とは巣箱の中にいるミツバチ全体。ミツバチを観察しているとわかるが、一匹一匹がまるで「臓器」のような役割を果たしている。たとえば女王蜂は卵巣の役割。とにかく毎日卵を産み続ける。雄蜂の役割は交尾であり、交尾後は生殖器が体内から飛び出して死んでしまう。子育てや食料集め、巣の掃除、敵との戦いは働き蜂の役割。一つの群れが、まるで一つの生命体のような働きをしている。ミツバチは群れを守るために、外敵を刺して攻撃することがあるが、刺したミツバチは死んでしまう。まさに命がけの行動だが、群が生き残ればよいわけだ。

私たち人間の臓器も、心臓の働きや胃の働き、生殖の働きなど様々な働きがある。これらの働きは、ほぼオート。自我でいちいち心臓をもっと早く動かそうとか、胃の消化力を上げようとか思っているわけではない。

ただ、私たちの臓器も心「別の自我」があるのかもしれない。たとえばお腹が空いたとか、息苦しいとか、あの異性はタイプだとかは臓器の声なのかもしれぬ。それを「『私は』お腹が空いた」などと誤解して解釈しているのではないだろうか。以上、ちょっと難しい話でした。次号へつづく。

井上勝次に触れて(7) 平木俊敬―『百姓組頭・井上勝次』―著者

7月14日は、睡蓮忌。今回はコロナで世話人主体の開催となった。とはいえ、勝次のお墓(西法寺)周辺の清掃は欠かせぬ。そんな時、梅雨前線が長く居すわり、日程が決まらない。「えいっ、やぁ!」と、9日の朝に決行。太陽がわずかに微笑んでくれて、墓石の草取りも施して、これで準備は万端。当日は初披露の勝次を弔う「詩吟」も謡われ、無事に供養することが出来た。

思い出すことがある。亡くなった父が、「実家のお墓が傾いて、改修したい」と母に言っていたらしく、意思を継いで母はその改築を決断した。納まっているご先祖様の扱いを、お寺に相談。一体一体取り出し、隣接地で網焼き。いわば『人骨のバーべキュー』。恐る恐る取り出し一体ずつ網に乗せる。すると、湿気を含んで黒ずんでいたのが、やがて真っ白くなり、美しく変身してく。それを丁寧に拾い集めて、新しい壺に収め名前を再記入。この時の清々しい気分は今でも忘れない。後日、和尚さんの読経をいただき、新しい墓に全てを納骨した。 いろんな埋葬の形が流布されているが、墓は生きていたことのしるしとなる。

 147年前に建立された勝次の印が、これからも見守られていくことを願っている。

祝保存会便り100号賛助広告募集中

個人1口1000円・団体1口3000円



第97号 2020.8.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
☎080-9244-5128 メール hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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2020年7月12日日曜日

保存会便り祝100号賛助広告ご協力のお願い

保存会便り祝100号賛助広告ご協力のお願い

2020年7月吉日
各位
唐津街道畦町宿保存会
会長 岩熊 徹

2012年(平成24)5月14日、保存会は発足しました。そして同じく18日保存会便り(当時は「唐津街道畦町宿の街並みを保存する会便り」)を発行しました。発足当時の会員は30数名でした。

以来「保存会便り」は今日まで、「ほっとするまち畦町」のまちおこし活動の日々の出来事を掲載・発信しつづけて、気づけば7月で96号となりました。月1回発行なので、11月の号は、記念すべき100号となります。只今の保存会々員数は町内外併せて約160名。保存会便りは手渡し・郵送・メール添付等で、会員外も含めて300通余りを毎回発行、配布。遠くは海外までと、成長しました。 この度、保存会では営々と積み上げてきた「保存会便り」が100号に到達」することを記念して、「祝100号賛助広告」を募集致します。

賛助広告料は個人1口1000円、団体、事業所1口3000円。募集期間は11月15日までの4カ月間で、応募いただいた個人・団体、事業所のご芳名(匿名希望の方はその趣旨に沿って)を、8月号の保存会便り97号から、順次掲載致します。なお、応募頂いた「賛助広告料」は「ほっとするまち畦町」づくりの一層の推進のため、使わせて頂きます。

皆様方には日頃より「ほっとするまち畦町」づくりの私たちの活動をご支援いただき、深く感謝、御礼申し上げます。

2020年7月7日火曜日

第8回唐津街道畦町宿祭り中止のお知らせ

2020年7月

各位

唐津街道畦町宿保存会

会長 岩熊 徹

皆様方には日頃より「ほっとするまち畦町」づくりの私たちの活動をご支援いただき、深く感謝、御礼申し上げます。

さて、例年秋に開催致しております「唐津街道畦町宿祭り」10月24(前夜祭)・25日(祭り本番)に第8回目として実施する予定でしたが、本年は開催を見送って中止し、来年度の該当の時期に先送りすることと致しました。

年度当初には本年度実施として、祭りの構想や予算書も作成しておりましたが、予想もしないコロナ感染症の発生。現今は自粛も緩和されつつありますが、なお終息には至っておりません。

従って「3密」を避けるのが日常生活の基本対応となっております。例年の形で「畦町宿祭り」を開催し、1200名を上回る参加者のご来訪を頂くことには躊躇致します。また、事前に欠かせない、皆様方への協賛金依頼の活動も極めて困難と推測されますので、6月中旬にこの判断を致しました。

畦町宿祭りをお楽しみ頂いている皆様方、またボランティアや出店・出演その他で、祭り参加を既にご予定の皆様方には大変申し訳なく存じますが、3密を避けつつ、日々の「ほっとするまち畦町」づくりに鋭意努力を傾注しつつ、来年度、秋の「第8回畦町宿祭り」開催に向けて努力して参ります。

皆様方には、引き続きのご支援ご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年7月1日水曜日

保存会便り第96号

応援してますーほっとするまち福津市元気男生

◆春ソバ刈り取り・掛け干し・脱穀作業

6月16日、今年初めて作付けした春ソバの刈り取り・掛け干し作業はソバボランティアの方々を含めて16名の参加で行われました。

秋そばと比べると背丈は低く、実の付き具合も少な目、それになんといっても雑草が多い中、刈り取り作業は手間がかかりました。最初の国人さん田んぼから次の貴船様前田んぼとへと移動。束ねて結わえた軽トラ1台分の春ソバを収穫し、ダイワンの櫻井ミヤエさん宅の納屋前の屋根付き通路の天井から「掛け干し」しました。

脱穀作業は27日の土曜日午後2時から。ミヤエさん宅前庭にて、手作業で実を落とし、樽に集め、「ふるい」にかけ、最後に唐箕(小田勝幸さん所有)で選別。

この日はボランティアも多めで2人の小学生?も参加(写真)で合計22名。9.5㌔のソバの実の収穫となりました。

両日とも最初に予定した日が雨の為実施できず、作業日を変更。ために参加できなかったソバボランティアの皆さんからは「残念だぁ」の恨み節も。

29日、岡垣町の農家さんに製粉を依頼、7月始めには「新そば粉」ができあがる予定。

ソバボランティアの皆さんお楽しみの「新そば試食会」は7月26日、公民館にて。コロナ感染症に留意しつつ、3密を避け、時間差の2班に分けて食べてもらいます。

★ジャカランダ苗植え・地蔵尊草刈・天満宮下田んぼ・土手草刈り作業

上記の作業を6月21・22日に行いました。参加の皆さんありがとうございます。

本年の「唐津街道畦町宿祭り(8回目)」は中止致します!

第8回の「畦町宿祭り」へ向けての実行委員会が、コロナ感染症の収まり具合を見分するために、例年より1月遅れて、6月20日に開催されました。櫻井良行実行委員長を始めとして20名程の各部署担当委員が参加、祭りの開催の是非を検討しました。その結果、

  1. コロナ感染症は終息しつつあるが、予定している10月24.25日時点で、大規模に「祭り参加者」をおいでいただく見通しは立ちづらいこと。
  2. 事前の、祭り開催のための「協賛金」依頼活動実氏が、コロナ感染症の関係で、ムツカシイこと。

と判断し、残念ながら今年の「畦町宿祭り」の開催は断念し、年度当初に作成していた祭り計画(予算含む)はそのまま2021年度開催として、凍結して先送り致しました。

3. しかしながら、なんにもないのは寂しいので「3密」にならないように配慮しつつ、保存会主催で

10月25日(日)、「畦町住民のみなさん」向けのミニイベントを開催します!

内容の具体化は今後になりますが、①オーロ君が引く大型箱馬車の運行②畦町宿まち歩き巡回コースの活用③バードウォッチング的な屋外活動④新調する「保存会テント」のお披露目などが話題に上がりました。ご期待下さい。

「世界一小さな蚕博物館」KBC「アサデス、九州山口」で放映!

お祇園様前の「世界一小さな蚕博物館」のリニューアルは西日本・毎日両新聞に写真入りで掲載されましたが、更に6月18日の上記番組にて動画入り(末廣隆さん撮影)で放映されました。放映の動画は畦町宿保存会のフェイスブックホームページで観ることができますよ(保存会便り題字下にアドレスあり)

放映に合わせて6月15日~23日にかけてレンガ作りの建物の屋根や外壁の「防水加工」・内壁の「塗装(明るいブルー)」工事も実施。みちがえるほどきれいになっています。

カイコちゃんの名前只今募集中。用紙は博物館内。締切りは7月31日、賞品は、ぎゃらりぃ畦より提供の手作りジャム・クッキー・版画絵葉書です。

◆保存会便りー祝100号記念広告募集開始!~11月までー

2012年(平成24)5月14日、保存会は発足しました。そして同じく18日保存会便り(当時は「唐津街道畦町宿の街並みを保存する会便り」)を発行しました。左の写真は第1号掲載の岩熊徹会長です。10年前の徹さん、お若いですね。発足当時の会員は30数名でした。

以来今日まで、「ほっとするまち畦町」のまちおこし活動の日々の出来事を掲載・発信しつづけて、気づけば7月で96号となりました。月1回発行なので、11月の号は、記念すべき100号となります。

只今の保存会員数は町内外併せて約160名。保存会便りは手渡し・郵送・メール添付等で、会員外も含めて300通余りを毎回発行、配布。遠くは海外までと、成長しました。

保存会では営々と積み上げてきた「保存会便り100号達成」を記念して、「祝100号記念広告」を募集開始致します。

広告料は個人1口1000円、団体、事業所1口3000円。募集期間は11月15日までの4カ月間で、応募いただいた個人・団体、事業所のご芳名(匿名希望の方はその趣旨に沿って)を、8月号の保存会便りから、順次掲載致します。なお、応募頂いた「広告料」は保存会の事業収入として一般会計に繰り入れ、「ほっとするまち畦町」づくりの一層の推進のため、使わせて頂きます。

◆古本集めて、販売中!

下記の方々から古本の寄贈を頂きました。 ありがとうございます。古本はぎゃらりぃ畦の玄関にコーナーを設けて、「常設販売」し、保存会事業収入に組入れています。

*前田篤成・笹田ヤエ子・佐々木勉・スイートスイート・中野隆之・岩熊寛・安田光宏・二川秀臣・薄紀文・宮本正暢(敬称略)

日本ミツバチ飼育孤軍奮闘記10-週末養蜂家  藤野孝太

前回の記事は、飼い蜂に刺され、アナフィラキシーショックが起こり、妻や両親から「もう養蜂はやめるように」と釘をさされてしまったという話だったと思う。

正直「困ったことになった」と思った。大好きな養蜂だが、刺されると死ぬ可能性が出てきたのである。

しかし、そもそも昆虫好きの私が、そのくらいのことで養蜂研究をやめるわけがないのだ。単純に「これからは刺されなければいいだけのことだ」と考えた私は、得意のインターネットを駆使してAmazonというサイトから養蜂専用の防護服を一着購入した。全身を真っ白の養蜂着で包み込む訳だから、ミツバチに取り囲まれても侵入もされないし、刺されないのである。

数日後、商品が到着したので早速試着した。鏡で見ると格好が本物の養蜂家のようで、なかなか様になっているではないか。うれしくなり早速ミツバチとのふれあいを再開した。

ただ、一つ難点があった。夏場は地獄だ。熱がこもって暑い。熱中症で倒れそうになった。養蜂という仕事の大変さが身にしみ、養蜂家の方々を尊敬することができた。国産の本物ハチミツが高い訳である。いやいやハチミツがひとビン数千円で買えるというのは、養蜂家の方々のご苦労を考えるならば「安い」と思わねばならないと思うのだ。次号に続く・・・

7月14日は「第4回睡蓮忌」―井上勝次追悼―こじんまりと行いますー睡蓮忌世話人会

筑前竹槍一揆犠牲者井上勝次の命日、7月14日が近づいて来ました。本木村組頭井上勝次は明治6年6月の筑前竹槍一揆において、大蔵省官吏中村義心ら3名殺害の責任を負い、本木村一揆勢を代表して斬首されました。村民建立の墓碑は現在西法寺墓地に安置されています。

2015年の7月14日に勝次を追悼する集いを開催して以来5度の追悼の集い(2017年以降は「睡蓮忌」として)を実施して来ましたが、第4回目となる本年の睡蓮忌は、思いもかけぬ「コロナ感染症」の状況下につき、「三密」を避け、世話人会を中心に、少数にて、墓前の読経法要とお参りを7月14日早朝(8時より1時間弱)に実施することと致しました。例年のソーメン会やコーラス等は中止としますが、「睡蓮忌弔井上勝次」の詩吟が創作(大森一廣氏作)されましたので、墓前での奉納を執り行わせて頂くこととしました。

どうしても、という方々におかれましては、各人での勝次墓碑へのお参りをお願いします。世話人会にて、午前中、本堂前で、御茶のお接待は致します。

ぎゃらりぃ畔
7月-琉球ガラス展
睡蓮忌・追悼―井上勝次
7月14日は明治6年の「筑前竹槍一揆」で犠牲となった本木村、百姓組頭井上勝次の命日です。
南無阿弥陀仏





第96号 2020.7.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
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2020年6月3日水曜日

保存会便り第95号

応援してますーほっとするまち福津市元気男生

◆サツマイモ植えーワリカン隊―

5月30日(土)に8名の参加を得て、サツマイモの蔓苗を300本植えた。今年は紅はるか。昨年は鳴門金時。品種は大別3種類あるようで、赤系(紅あずま・金時・はるか等)、白系(黄金千貫・安納等)、紫系(山川・種子島系等)。サツマイ芋は野菜の中で最も高温を好むといわれ救荒作物、やせ地でも良く育ち、自給性が高い。水はけ良く、日当たりの良い場所を好む。

植え終わった畝を見渡すと、何ということもなく、自然に、当たり前にここに在ると思えるのだけれど、前作物のマルチはがし、トラクターでの耕耘、そして畝立てと、苗植え当日以前の準備作業に、植木さん、岩熊さん等の暑い中でのお力添えがあっての事。

そして30日、直前の作業案内にも関わらず、お忙しい中に集まって頂いた皆さんのお気持ちに感謝のみ。

非力の私は、この日に来たくても来られなかった人の想いに、こころ馳せ、「芋たちよ大きく甘く強く育って」と願うのみ。

当日は里芋も植えたのですが、天はその後、しっとりと雨を与えてくれました。多謝。(佐々木勉・記)

★八幡宮横のワリカン隊の畑にはまだ、空地があります。この後、笠松キュウリなど1.2作物を追加で植える予定。これらの作物の収穫(秋の終わり冬前)まで、ワリカン隊は「わいわい楽しく」何度か作業を行い、収穫物は隊員に「ワリカン」分配。このサイクルの隊員受付中。1000円です。希望の方は、保存会事務局にお知らせを。

5月31日、世界一小さな蚕博物館リニューアルーカイコの名前募集中!

お祇園様のドーム型の赤レンガ建築物は、明治・大正・昭和(戦前)と、農家で養蚕が行われていた時代に畦町の「養蚕組合」が蚕の赤ちゃんを入れるお皿を「燻蒸消毒」していた建物でしたが、保存会が2013年に「世界一小さな蚕博物館」として整備、みなさんに公開して楽しんでもらいつつ、養蚕の歴史を伝えていました。しかし7年が経過、大分くたびれて来たのでリ今回リニューアル。蚕の写真パネルを「カイコの絵」に(3枚―本村太一・莫乙作)、カイコを新作の3匹(庵原きよみさん作)にして、飾り付けました。

31日は午後1時半より子供を含めて20人程が披露会に参加。岩熊徹会長が、体験をまじえて養蚕の紹介をしたのち、庵原さんの「見た事もないカイコを作るのは苦労でした」や、太一君の「思ったよりよく描けた」の一言ののち、記念撮影(写真)。

可愛い3匹のカイコは80センチほどの大型で、扉を開けるとすぐのベンチに飾られています。触ってもよし、手に持ってもよし。まだ名前がついていませんから5/31~7/31までの期間、「名前の募集」をします。応募用紙・応募箱は博物館内に常備。選ばれた「命名者」には菓子工房azeのジャムとクッキーを進呈

当日は西日本の床波記者・毎日の前田記者が取材。「コロナで暗い話ばかりの今、こんな明るい話題にはほっとします。掲載できるよう頑張って記事を書きます」ニコニコ顔でもありました。

14日(日)春ソバ刈り取り作業―あなたも、どうぞいらっしゃい!

時―6月14日(日)9時から11時30分くらいまで
集合場所―中町「国人さんのソバ畑」
作業―ソバの刈り取り・束ね・掛け干し

◆久方の「保存会作業―お祇園様―」

コロナの緊急事態宣言解除を受けて、5月30日(土)9時から、保存会では久方に「整備作業」をしました。

場所はお祇園様。翌日が境内にある「世界一小さな蚕博物館」のリニューアル披露会とあって、博物館・花壇・境内周辺の草刈り・草取り・清掃。お蔭でお祇園様はスッキリ。参加者15名ほどで約1時間、楽しい会話もできました。みなさんありがとう。

★いらない「古本」集めてます!
絵本・漫画本・写真集・小説・案内書etc。あなたの家で「積み置き」になっている古本、保存会に寄贈してください。会では活動資金作りで古本販売を2年前からやっています。常設販売所はぎゃらりぃ畦にて。そば処畦開店時などのイベントでも出張販売。年間6000円程度の「事業収入」を獲得。あるよ、と連絡頂けば取りに行きます。

日本ミツバチ飼育孤軍奮闘記10-週末養蜂家  藤野孝太

「私を未亡人にしないで」妻からの言葉である。

西洋ミツバチを飼い始めて2年目のことである。私は西洋ミツバチの群を大きくすることを研究していた。大きなミツバチの群は、大量のハチミツを集めるからだ。ミツバチを巨大な群に育てるには、花粉のエサをあげたり、王台を取り除いたり、病気になっていないか定期的にチェックしたりと様々なお世話が必要になる(そのお世話が実に楽しいのだ)。

3段群以上の巨大な群に仕立てると、西洋ミツバチは攻撃的になることが多い。巣箱に近づくだけで、追いかけられたり、体当たりされたり、いきなり刺してくることもある。巣箱の蓋を開けた時に、ミツバチからアロンアルファーの臭いがすると危険だ。それは蜂の攻撃フェロモンの臭いで、興奮しているサインとなる。ミツバチたちは確実に刺してくる。防護服を着ていない場合は、アロンアルファーの臭いがしたときは、すぐに蓋を閉めるようにしている。

当時、私は簡易な防護ネット被ってミツバチの世話をしていたが、首の部分の隙間からミツバチが侵入した。顎をチクリと刺されてしまった。 刺されて10分ぐらいしたら、身体がほてり始めた。作業を中断して服を脱いだところ、肘や膝の裏、脇、股などが腫れていた。その腫れが全身にまで及び、ゆでだこのように真っ赤になった。アナフィラキシーショックである。

結局、救急車で水光会病院に搬送されることとなった(本当にお世話なりました)。救急隊員に名前を聞かれても「ふいほほうはへふ(ふじのこうたです)」と自分の名前がはっきりといえないほど、舌も腫れていた。

点滴を打って、事なきを得たのであるが、妻や両親からは「もう養蜂はやめるように」と釘を刺されてしまった。次号に続く

井上勝次に触れて…(7) 平木俊敬―『百姓組頭・井上勝次』―著者

五月になれば、風(空気)も緑(輝き)も、私たちの足取りを軽くしてくれる。四季が巡る中で、昔の百姓たちにとって、もっとも期待に胸を膨らませる頃であったに違いない。根付(田植え)の季節である。

私は、一度も田植え作業に関わったことはない。しかし、『水田の構造』について、いつも畏敬の念を持ち続けている。理由のひとつは田を限りなく水平に保つ技であり、もうひとつはその水を田に引き込む技が感じられるからである。水面の高さは何処をとっても同じでなければ、水は流出してしまう。広大であればあるほど、困難であることは、想像できる。

必要とする水の確保と、周りの田との調整も、相当の困難が伴うに違いない。川面よりも高い土地や、山付きの棚田への引水など。だから私はこの季節、早苗が繁りだす田んぼに見惚れてしまうである。 先日、田んぼ造りの隣地で、梅の実を採らせていただいた。梅干し漬けは、江戸期から作られていたというから、明治期の本木や畦町でも作っていた

と想像する。畦町宿で憩う旅人たちも、食したに違いない。そのころには、津屋崎・勝浦で塩業が盛んに行われていて、漬物づくりや干物づくりとのつながりも見えてくる。余談ながら、同じ時期に漬けるラッキョウは、仏教界でいう五葷(ごくん)に属し、食さなかったという。

※五葷=五つの葷(なまぐさ)=ネギ、ラッキョウ、ニンニク、玉ねぎ、ニラ(写真は7月14日「睡蓮忌」が催される本木西方寺のスイレンの花。今年はよく咲いています。)


岩崎木版画工房・ギャラリー
いわはん( ホームページ)
Tel070-5692-6396 Fax 092-609-9212
〒811-2503糟屋郡久山町大字猪野989番地-6
カイコの名募集中(5/31-7/31)
「世界一小さな蚕博物館」に応募用紙・応募箱
ぎゃらりぃ畔
海と波『ヘアターバンド』展
ワリカン隊員新規募集中
「密閉」・「密集」・「密接」を避けよう!
手洗い・うがい怠らず!
マスク着用
コロナに負けるな!





第95号 2020.6.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
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2020年5月2日土曜日

保存会便り第94号

応援してますーほっとするまち畦町-宗像市F生

◆大阪より「ベランダ花壇便り」

大阪市のほぼ中央のマンションに住んで40年。自然豊かな畦町育ちの私は、リタイヤ後、どうしても、自然や環境に心惹かれ、淀川などの河川敷歩きや琵琶湖西岸の国有林の間伐・整備、奈良斑鳩の里山整備などに参加していましたが、今は新型コロナウイルス感染の拡がりでこれら諸活動の全てが中止。

もう1つ、継続できているのは地域内の「草花や野菜作り」・「ベランダ花園」。

12㎡のベランダで、草花は百日草、マリーゴールド、サルビア、千日紅、ヒマワリ、ゴテチャ、カスミソウ等、野菜はインゲン、落花生。トマト、レタスなど20種程を種から育てています。

草花の苗は近くの保育園の花壇にボランティア活動で植えています(写真)。   

野菜は市の近くにある貸農園を借りて栽培しています。この市民貸農園は自宅から自転車で10分程の、放出浄水場の屋上で160区画。一区画3x7m、で年間¥35,000、抽選で4~5倍です。畦町の「ワリカン隊」がなんともうらやましい限り!  

(岩永圭司記)

◆ゴキブリの朝 売れない文庫

俺の方が強い、いや俺の方だといっているうちに地球は滅び、後に残されたゴキブリがつぶやいた。「いやまあ、静かになりましたなあ、まったく」「これが天国というものかい」と死人の上で。

そこへハエさんがやって来て、「まあゴキブリさん、今日はすがすがしい朝ですね」「食うに困らず、殺虫剤もない」「エンマ様のおかげで、わしらの時代の幕開けだ」

「まったく人間ってやつは、良いことをしてくれた」「今日は羽を伸ばしてハエさんとデートとしゃれこむか」

公益財団法人地域社会振興財団より「長寿社会づくりソフト事業費交付金」約88万円を受けることとなりました!

保存会では昨年12月に「公益財団法人地域社会振興財団」が募集の「長寿社会づくりソフト事業費交付金交付事業」(令和2年度分)に、福津市→福岡県を通して応募申請していましが、今年3月末に「交付事業」として認定され、交付金の交付(内示額877、000円)を受けることとなりました。

応募申請の概要は「畦町宿祭り」を除く保存会の諸活動を「長寿社会づくり事業」とし、総額1.080.050円の交付金申請をしていたところ、2割カットとなりましたが、総額877.000円の交付を受けます。実際の交付金が財団から県→福津市に交付されるのは2021年3月となるため、一旦福津市が立て替え交付できるよう、6月定例議会の「補正予算」に計上します。従って保存会の手元にお金が入って来るのは、7月の末頃となります。

「公益財団法人地域社会振興財団」、ムツカシイ名前ですが、栃木県から発行される「地域医療等振興自治宝くじ」通称「レインボーくじ」(写真)の収益金を財源とした財団です。

財団ではそれぞれの地域において一人ひとりがこころ豊かで、自立と連帯の精神に立脚して形成される魅力ある地域社会が築かれることを期待し、長寿社会づくりのためのソフト事業に積極的に取り組んでいる都道府県や市区町村を支援するために該当の交付金を交付しており、私達保存会が今回、その恩恵を受けることとなったわけです。本当にありがたいことです。

*この記事に挿入の2葉の写真は「財団法人」のホームページから借用しました。

◆ワリカン隊―玉ねぎ大収穫!

4月19日(日)に、本業の玉ねぎ収穫とは相成り候。暖かさ故か成長が早く、又、やはり葉枯れ病(?)が治らず、一部は薹(とう)立ちもし、風で倒れて来た。まあまあ玉ねぎの風体の物を中心に、隊員20人分に、皆で分ける。

その後小さな物は25日(土)に再度皆で分けた。その際、福津で「子ども食堂」を計画している水町さんにおいで願って「玉ねぎ贈呈」。そういえば先日のニュースで日本の子供の7人に1人は貧困で、その子達の人生の全てに「負の連鎖」となる確率が高いとの事。今の新型ウィルスの災いも、我々が何かを得て便利だ、得した反面の裏側を示しているのかも知れない。我ら庶民が普通におかしいと感じる政治(まつりごと)が、大手を振って行こうしているように思うのは私だけか?!

(佐々木勉記)

◆160歳の「ワラビ採り」

ワラビがないか。中町の久代ちゃんに「ワラビあるとこ知らんな?」と私が聞くと、「しっとうばい」。「どこな、教えちゃってんしゃい」。「トンノスの〇〇たい」。

早速一人で、聞いた場所へ。藪を掻き分け掻き分け探したが、ない。翌日「なかったばい」。「いいやあるくさ、場所が違うったい」。「ほんなら一緒に行こう」。ということで、75歳+85歳、併せて160歳がワラビ採りにでかけた。「先達はあらまほしきかな」。あったあった。夕飯にはワラビの初物食べてお互い寿命が延びました。

(寛記)

日本ミツバチ飼育孤軍奮闘記8-週末養蜂家  藤野孝太

ミツバチは春に分蜂する。通常巣の中にはたくさんの働き蜂と1匹の女王蜂がいるのだが、春になると数匹の新しい女王蜂が誕生する。そのとき古い女王蜂は半分ぐらいの働き蜂の群れを連れて出て行くのである。西洋ミツバチは福津市なら5月のゴールデンウィークぐらいの時期に分蜂することが多い。

ミツバチは分蜂することによって群れを増やしていくのだが、養蜂家にとっては、分蜂は死活問題だ。分蜂はハチミツの収穫の激減を意味する。ハチミツの収穫量はミツバチ(働き蜂)の数の二乗に比例して増える。逆に分蜂してミツバチの数が半分になると収穫できるハチミツの量は4分の1程度になってしまうのだ。だから養蜂家は春に巣を丹念にチェックし、女王蜂になる幼虫やサナギを見つけるやいなや、片っ端から殺処分するのである。そうやって花が咲き乱れる春爛漫の季節までに、働き蜂の数を最大限に増やすように冬場に保温したり砂糖水をやったり、女王蜂の幼虫やサナギを殺処分して働き蜂の数を増やすのだ。春までに蜂の数をいかに増やせるかが養蜂家としての腕のみせどころといっていい。うまくいけば1群から40㎏~80㎏のハチミツが収穫できることもあるのである。

井上勝次に触れて…(5) 平木俊敬―『百姓組頭・井上勝次』―著者

若葉のころなのに、コロナウィルス禍に世界中が患っていて、「鬱陶しい」と、だれもが嘆いている。

メディアを通じて、「三密を避けろ」「濃厚接触はするな」「外出をせず、家に居ろ」などと、繰り返し喧伝される。いずれも、科学的な根拠は『後付け』のようにも受け取れる。

このような状況に至れば、私の思考は明治の初めに飛んでいく。井上勝次が生きていたころ、百姓たちを苦しめたのは貧しい生活だけではなかった。飢饉や災害以上に、人々を圧迫していたのは、疫病やコレラのような命取りになる流行の病であった。俗に「コロリ」と、悲哀を込めて呼ばれた。

これらの病は、百姓だけではなく誰にでも襲い掛かってくる。見えない、恐ろしい怪物のように想われた。医者や薬も当てにできない。神仏に祈り、自覚できないわが身の『生命力=免疫力』を念じて、災難が過ぎ去るのを、身を寄せ励まし合って耐えるだけだった。

それから今日まで、感染病は幾度となく病種を変え人類を攻撃し、先人たちはこれを撃退してきた。そして2020年。AIなどを駆使した最高の医科学レベル をあざ笑うかのように、新型ウィルスはグローバルに、しかも急激に拡散している。

この戦いに勝ち抜くには、勝次たちがそうであったように、『わが身を守る覚悟』が不可欠と思われる。

最近、「生き残る」というフレーズが、妙に生生しく感じられるようになった。


安田光宏(保存会会員)作品展
「畦町と周辺の昆虫写真」

―ぎゃらりぃ畦にて―
5月の木・土・日展示しています!
中野隆之著
『松下竜一の児童文学』

1500円・ぎゃらりぃ畦にてまたは事務局まで
ワリカン隊員新規募集中
5月から、サツマイモを中心に、里芋・カサマツキュウリなどの栽培サイクルに入ります。

1サイクル1000円―事務局までー
ワリカン隊員新規募集中
「密閉」・「密集」・「密接」を避けよう!
手洗い・うがい怠らず!
マスク着用
コロナに負けるな!





第93号 2020.5.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
☎080-9244-5128 メール  hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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2020年4月4日土曜日

保存会便り第93号

応援してますーほっとするまち畦町-若木台某生

◆ホルトの大木―畦町シンボルツリー

畦町の字大明神にある氏神様(八幡宮)境内には大木が3本。拝殿に向かって左手に、奥から樟、椎(宿り木の椎)。右手にホルトの木。境内に入ると、静寂の中に3本の大木がそびえている様は、神秘的で、自然の霊気が満ち満ちています。
保存会では昨年から取組んでいる「畦町まるごと植物園」事業の一環として、この「ホルトの大木」を畦町のシンボルツリーに指定しました。 3月25日に「畦町まるごと植物園」の担当役員の末廣さん等数名で計測したところ、幹回り3m30㎝・横幅約25m・高さ約25mの大木でした。植物辞典では「樹皮や枝葉を染色に用いる」とありますが、畦町ではそういう用途の木としてではなく、神木として、近年は注連縄を飾り敬ってきました。大きさが素晴らしいホルトですが、四方に張り出している「根っこ」、その大きさや形、ゴツゴツ感が「見もの」でもあります。境内にお入りの方は、この「根本」を痛めることがないように、注意をして歩いて下さい。車での乗り入れはご法度。
現在は「八幡宮」として呼称されている氏神様ですが、正確には「神興宮・八幡宮」です。もともとは今の福間東中学脇、現在の神興神社の場所に平安・鎌倉時代に鎮座していた「神興宮」が兵乱に遭って焼失した後、鳥巣村の村民によって高宮山の南側に遷宮され、更に1500年代に現在地に遷宮されました。その「神興宮」が黒田藩の治世下、畦町宿が創設された後、本木より移住した人々が自分たちの氏神である「八幡宮」を合祀したことによって「神興宮・八幡宮」とし氏神としましたが、明治維新後、神社庁に登録の折「神興」の名称を配慮、「八幡宮」にしたと推定されます。

春ソバ、発芽、成長中。4月5日ハザ引き!サラダにグッド!

3月15日10時から種まき作業。子供さん連れも含め、多数のソバボランティアの皆さんが参加。総勢30名程。遠くは福岡市や岡垣町からも。1時間半ほどで、中町の「国人さん田んぼ」と「貴船様前田んぼ」の2か所の種まき作業完了。翌日タイミングよく雨も降り、10日程で発芽、現在順調に生育中。10㎝程度の所で「ハザ引き」「中打ち・土寄せ」作業が必要となります。「ハザ引き」のソバの芽は、サラダや和え物で美味しいし、ほんのりソバの香もする「貴重な食材」になります。

★春ソバのハザ引き・土寄せ作業―どなたでも参加できますー


 4月5日(日)9時より(2時間程度)
集合場所
 中町「国人さん田んぼ」
服装・持参する道具
 作業のできる服装で。 三角鍬・平鍬・ハサミ等

◆「畦町まるごと植物園」-ミニ花壇入れ替えー

4月2日、リーダーの末廣さん・協力チームの安倍さんとが区内22ヶ所の「設置場所」に、フラワーポットに植え替えたサルビアなどの花株を配置しました。今回新しく下町のバス停にも設置。お世話係をお願いしている方々は大変ですが、「ほっとするまち畦町」には欠かせない花壇、ご協力に感謝です。

◆保存会2020年度総会は中止・ご苦労さんソバの会は延期

2020 今年度の保存会の総会、4月18日を予定していましたが、役員会で検討、「コロナ感染症の現況から中止・総会議案を配布し、特にご意見のある方は役員に申し出て頂く」という事としました。
また月2回開催して来た「ご苦労さんソバの会」も当面延期します。
*総会議案が手元に届いていない会員さんへ
議案は事務局(ぎゃらりぃ畦)に置いています。必要な方は取りに見えて下さい。

◆わりかん隊―春のおとずれー

3月21日(土)、氏神様横の畑に集合した14名のワリカン隊院は、遅めの「じゃがいも植え」を行った。植木栄二さん提供のメークインの種いも。「お彼岸までに植えれば何とか」のじゃがいも植えとなった。
本業の(笑)玉ネギは葉が枯れているのを手で摘み取り。又、サラダゴボウは小さい葉を出しているので周りの草取り。カツオ菜が薹立ちし出したので、皆で収穫して、「おひたし」にすることに。筆者も家でやってみたが、甘くておいしかった。春は来ぬ。夢もさくらも来る。少しずつ。
ワリカン隊員はこの日の新入り2名を加えて、只今18名に指導者2名。次は里芋植えて、そろそろ極早生玉ねぎの収穫となる予定。加わりたい方あれば、どなたでもどうぞ。1000円要るけどね。 (佐々木勉記)

日本ミツバチ飼育孤軍奮闘記8-週末養蜂家  藤野孝太

「蜂に刺されたときの痛みについて」今回は。
「痛い!」西洋ミツバチに手を刺されてしまった。千枚通しで刺されたような鋭い痛みだ。経験的にだが西洋ミツバチと日本ミツバチでは刺された時の痛みの強さが異なる。西洋ミツバチの方が毒の量が多いのか、毒の組成が異なっているのか、こちらに刺された時の方が、日本ミツバチの2倍くらい痛い。ミツバチに刺されると翌日には手がパンパンに腫れてグローブのようになり、強いかゆみが発生することが多い。
スズメバチに刺されると銃弾で撃ち抜かれたような激痛が走る。刺されると、アナフィラキシーショックで死亡する可能性もある。毎年20人ほど亡くなっているというから、刺された時は死を覚悟しつつ、正しく対処する必要がある。
私の経験談だ。スズメバチに足を刺された。瞬間、私は一目散に走った。スズメバチは何度も刺すことが可能なので、2回目の攻撃は走って逃げればかわすことができる。
すぐに毒を抜く必要がある。私はミツバチの毒を吸い出すためのポイズンリムーバーを持っていた。体内に入った毒を速やかに吸い出した。次に「エピペン」だ。医師の治療を受けるまでの間、アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)である。私は「エピペン」も養蜂場に常備しておいたので、エピペンを注射するかどうか、15分間様子をみた。アナフィラキシーショックは、通常刺されてから15分程度で全身症状が現れる。もしなんらかの症状が出たら躊躇無く注射しようと考えた。幸いにもアナフィラキシーショックは現れなかったため、エピペン注射はせずに病院で治療を受け事なきを得たのだった。
患部の細胞が溶けているのか、焼けるような痛みで眠れなかった。次号に続く・・・

井上勝次に触れて…(4) 平木俊敬―『百姓組頭・井上勝次』―著者

 今の季節、菜の花が美しい。場所によっては、桜との共演も見られて、彩の極みを楽しませてくれる。
 作品の中でも、稲の裏作や『菜殻火』の模様を、本木村の生活として取り上げた。これには、幼き私の実体験が絡んでいる。
私の父は朝倉郡(現朝倉市)の出身。だから、福間町の緑町に住んでいた子どもの頃「平木」姓は周りには居なかった。父が働いていた福間競馬場の官舎が広くなり、田舎から祖父母が移ってきた。祖父は、近くに畑を借りて陸稲(おかぼ)を植えた。旨くはないコメだったが、裏作の菜種は土壌に合ってよく育った。
 黄色の花が枯れ、莢(さや)が大きくなって、中に黒い仁丹のような種が並ぶ。そのころになると、株ごと引き抜いて乾燥させ、「菜種叩き」で叩いて種を落とす。採れた種を、丁寧に集め袋に入れる。それから、福間駅先の農協までリヤカーで運んだ。小学生の手伝いだった。これが、一升瓶3本 くらいの菜種油になった。
フィナーレは、『菜殻火』となる。畑の真ん中に、枯れた菜殻を山のように積み上げて火を点ける。油分が多いので、たちまち炎上し煙が高く高く昇っていく。
 小学校5、6年生だった私は、祖父や、菜の花の中で一緒に遊んだ友だちと黙って見上げていたものだ。

予告

安田光宏作品展
「畦町と周辺の昆虫写真」

―ぎゃらりぃ畦にて―
令和2年 5月開催
よろしくお願いします
『山頭火の放浪・山頭火への旅』
吉田正孝著    花乱社刊
1500円  購入は事務局まで
うしろ姿のしぐれてゆくか




第93号 2020.4.4 事務局 畦町368 岩熊寛 方
☎080-9244-5128 メール  hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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