2019年4月4日木曜日

保存会便り第81号




◆菜の花見ごろです

去年の12月に種まきした「まちおこし」の菜の花が見ごろになっています。
貴船様前田んぼ・中町の宮園さん前田んぼ・畦町橋手前、道路両脇の田んぼと合計4か所に咲いていますので楽しんで下さい。
挿入の写真は貴船様前。

★土人形看板・イモリちゃん「お引越し」

3月24日、中町のぎゃらりぃ畦駐車場に飾っていた「土人形」と「作者高延英昭さんの説明看板」それに櫻井文生さん制作の「イモリちゃん人形」を保存会員5人の作業で、移動しました。
新しい設置場所は道路の反対側、旧郡屋空地の横。所有者の好意で実現。
なお、旧設置場所は売却されました。
去年畦町に上下水道が整備されて以降、空地の売却・新築・解体が目立ちます。

★自転車屋解体される!

子供のころから親しんだ「自転車屋(坂田)」が、3月の初めにとうとう解体されました。
昔は道を挟んで櫻井・坂田の両自転車屋があって、畦町だけでなく上西郷中がお世話になったものでした。
只今はすっかりの空地に。寂しいですね。

★保存会総会20日、議案近々配布

保存会の2019年度総会は以下の通り。
●時 4月20日(土) 19時から
●所 畦町公民館大広間
●嬉しい「お土産」があります
議案は近々配布。ご参加方よろしく。

お祇園様池が空に!急遽水4500㍑補給して生き物レスキュー!

どうしたことでしょう。3月28日の朝、お祇園様の池に行ったところ大方の水がなくなって泥が露出。
残った水たまりではメダカがピチピチ跳ねている。このままでは「ビオトープ」として大切に守っている池が崩壊。
生き物も死んでしまうぞ!とりあえず小田雄一さんがメダカを救出して一時避難所に移し替え。現地に集まった数人で「土曜に水を補給しよう」と計画し、集まれる方を探してあちこちに連絡、30日(土)の午後1時半から10名程で緊急の水補給作業。軽トラ3台・500㍑水タンク3個で久末の水源地下の給水施設から9往復し、2時間程かけて4500㍑の水を補給、水位の復元に漕ぎ着けました。また、池の土手にできていた陥没穴にも土を補充して突き固めもしました。
その後観察していますが、やっぱり少しずつ池の水位は低下。「水の抜け道」がどこかにできているのか、長期の「雨なし」で水が地下にじわじわ沈下しているのか。なんとか早めに調べて、「完全復旧」を成し遂げたいものです
。 場合によってはまた「緊急の水補給」作業が必要になるやも。その折は、皆さんのご協力お願いします。

アートな街道づくり朗報―助っ人「土人形」広島から到着!

見ました?例の「前川清の笑顔まんてんタビ好き」、12月放映のダイジェスト版が3月22日にも放映されました。畦町の「アートな街道」に置かれた故高延英明さん作の土人形はすっかり人気で、土日といわず、「見物」のお客様が。ご夫婦や子供づれが多い。
そこで英昭さんの友人だった岩熊事務局長が故人の奥様に、残っている人形はないか、と問い合わせたところ、なんと府中市(広島県)の実家に置いてあった「土人形」をダンボールに10箱程、3月17日(日)、遠路、高速道を利用して、畦町まで運んで来てくれました。
挿入写真はその内の2体。焼き締めが終わってないのもあるので、調整し、「アートな街道」に並べ、高延夫人の好意に応えます。

◆「フワフワ玉子職人」の卵誕生

昨年の畦町宿祭りで大評判になった「フワフワ玉子」ですが、その「職人さん」になってもらおうと、「試作作講習会」が、3月4日、畦町公民館でありました。先生は祭りでフワフワ玉子を作った会員の鎌田さん、平松さん(どちらも宗像市在)。生徒は同じく会員の小室さんとお友達の靍さん(共に若木台)。5人の「試食人」も加わって、にぎやかな調理会になりました。
秋の畦町宿祭り(計画では10月26・27日)までに何度か練習会を企画の予定。畦町の会員は「お接待のダブ」で手一杯、新手の「職人さん」が引き受けてもらえると、願ったり叶ったりです。

◆「玉ねぎワリカン隊」(その二)―春は喜ぶべきか否やー佐々木勉

八幡宮横の畑で、玉ねぎはその後順調に大きくなり、どうなるかと思われた空豆、じゃがいもも芽を出しすくすくと育っている。春は新しく人生をスタートする季節でもあるが、一方ちょっと寄り道を余技なくされた人々の尊い生がある。
風満帆の時期などそう多いこともない。小さな風、大きな春嵐に身をかわしながら、粘り強く生きていこうと思う、今日この頃である。
★挿入の写真は3月27日(水)午後、集合して作業する「玉ねぎワリカン隊」。玉ねぎの草取り、ジャガイモ畝とエンドウの整備をし、新しく「里芋(赤芽)」を1畝植えました。2時間、おしゃべりしながら「気持ちよく」汗を流して、最後に集合写真も撮りました。

◆「日本ミツバチ」がやって来た!3―福津妙法堂 安部泰明

ミツバチ達が妙法堂へやって来て5ヶ月が過ぎました。養蜂家、小林広子さんと相談して9月27日(2018年)に蜜蜂の採蜜に取りかかる事にしました。事前にお二人の方にその事を伝えていましたが、何と、当日12人の方が見学に来られ、正直びっくりしました。そして皆さんのいでたちは、ちゃんとネット付きの帽子を被り、ゴム手袋をして、中には地下足袋まで履いた方までおられました。これからミツバチを育ててみたい方や、もう既に巣箱をたくさんお持ちで、場面々々で、小林さんに質問され、なんだか私が一番、ミツバチの事を知らないようで、面目無い思いでした。
さて、二群の巣箱から1/3程の巣蜜を頂きます。三段重箱の一番上の箱を薄い包丁で切り離し、その下の重箱の上に蓋を戻し、別の空の箱を最下段に入れて三段に戻して終了です。ミツバチは巣箱の天井から下へ向かって巣を作ってゆきます。上から垂直に下がる巣を巣板(すばん)と呼びますが巣板の両面に六角形の巣房(すぼう)(ハニカム)が並んでいます。その巣房にミツバチを貯め、上からミツ房、花粉房、育児房の順序で並び、この巣板が巣箱の中に縦に7枚前後並んでいます。現在、妙法堂の巣箱は二群とも五段です。1/3程、蜂蜜をおすそ分けしてもらう意味は、後の2/3は、ミツバチ達と幼虫達の食糧だからです。えも言えぬ味でした!

◆「版画・宿場シリーズ(4)」畦町宿-版画家 二川秀臣

畦町宿は「筑前国風土記」によると寛永19年(1642)頃に宿駅が置かれ町が構成されました。
平成21年春に、古民家「ぎゃらりぃ畦」オープンの話題と私の個展「唐津街道福・博のまち」版画展(福岡・赤煉瓦文化館)の記事が新聞の両面で紹介され、私は5~6年振りに畦町を訪れ「ぎゃらりぃ畦」の岩熊さん一家と親交ができ、毎年秋に唐津街道・長崎街道・求菩提などの版画展を開催しました。畦町の版画は10余年で15点となりました。平成24年4月に「唐津街道畦町宿保存会」誕生。平成24年の冬から、お祇園様の池の復元工事や、ひまわり、コスモス、そばの栽培などがあり公民館で「そば処畦」も誕生しました。25年10月から畦町宿祭りが開催され「自然と調和したレトロな畦町宿」として多くの人々で賑わっています。「ぎゃらりぃ畦」「あぜのまち絵本美術館」や「はかた人形工房」(石田哲志さん)も心を癒してくれる処です。『畦町物語』の続編を期待します。


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☎080-9244-5128 メール  hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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2019年2月26日火曜日

保存会便り第80号




◆31年度総会―4月20日(土)

あらかじめのご連絡です。平成24年春にスタートした保存会活動も4月から新年度、8年目に入ります。以下の通り、新年度総会を行います。去年は「寂しい」参加者でした。1時間と少しと思います。会員の皆様の「ふるっての」ご参加お願いします。
  • 時 4月20日(土) 19時から
  • 所 畦町公民館大広間
  • 総会議案は事前に配布します
  • 新規入会希望の方もどうぞ
  • 年会費1000円―畦町の方は後日役員が集めます。区外の方はご持参ください。

★しだれ桜植樹―公民館駐車場

保存会の予算を使って、2月12日、枝垂桜が1本、公民館駐車場の道路側に植わりました。これで駐車場は桜が9本、ジャカランタが2本となりました。近い将来「お花見」が楽しめますね。

★今度は日大からアンケート!

前号で東大から電話インタビューを紹介しましたが、今度は日大からのアンケートです。名称は「事業分野別、地域活性化における事業者と住民の関係に関するアンケート」。評価してもらってありがたい。

★「アートな街道」-土人形に人気―

テレビの威力。前川清の「笑顔まんてんタビ好き」で畦町が舞台となり、「アートな街道」として通りに飾っている土人形(作者は高延英昭さん・故人)にスポットが当たってから「土人形」を訪ねてくる人が増えてます。見て感動・写真撮影・ぎゃらりぃ畦に立ち寄る等、土日以外の平日も。1人ではなく連れ立ってのお友達やご夫婦が多い。思わぬ展開に、作者の英昭さんも御浄土で、きっとびっくり。

祭りご苦労さんソバの会スタートー1回目1・2組・2回目3組!

今年も畦町宿祭りスタッフへの「ご苦労さんソバの会」がスタートしました。1回目は11日で、隣組の1・2組のスタッフとソバボランティア3名。2回目は24日で3組のスタッフとソバボランティア等3名で11時半から1時間半くらいまで。そば打ち先生が心を込めた二八ソバ・かけ稲米ごはん・手作り漬物のそばセットを食べて、楽しくおしゃべり。畦町産の手打ちそば、みなさん「おいしい」と大好評。写真は24日の3組のもの。廊下に並べた新鮮野菜・漬物・ガメノ葉饅頭も人気でした。

畦町新名所、天満宮の「小学生絵馬」!なんと153枚に!

東構口脇にある天満宮の祀り神は「学問の神様」菅原道真公。そこで、数年前から、上小児童が畦町にフィールドワークで来る度子供たち一人一人に、自分の「願い」を書いた「絵馬」を奉納してもらっていました。 2月19日、3年生23名が「昔の暮らし体験」でやって来る予定でしたが、残念ながら雨で中止。それでも「絵馬」の方はいつもの通り保存会で用意(櫻井良行さん協力)し担任の岩井先生に渡していたので、先生が持参し、拝殿に23枚を奉納・飾りつけしてくれました。これで奉納された絵馬の枚数はなんと153枚に!六角形の絵馬の表には名前・年月日・学年と「お願い」が、裏には楽しいイラスト。今時の小学生らしい「魅力」満載絵馬。飾ってある絵馬の「願い」を数枚覗いてみましょう。
★大きくなったらけいさつかんになりますようにー男子N・★しょうらいタルト屋さんになれますようにー女子K・★赤ちゃん三にんうめますようにー女子Ḿ・★ユーチューバーになってヒカキンみたいなおもしろいどうがができますようにー男子I
みなさんも、天満宮の大ソテツをくぐり、108段の石段を登って(手すりをつけてます)、拝殿の絵馬を楽しんでみませんか。子供たちの輝く心に触れて、あなたも元気パワーをもらえますよ。

◆岩永一家が引き揚げて来た日―

戦争が終わって次の年、昭和22年やったろう、小学生の時よ。私が勝婆ちゃんに連れられて、小学校(上西郷)の講堂であった「浄瑠璃」を見終わって帰ってきたら、3時か4時くらい、岩永一家が家の土間に「引き揚げて」帰って来とった。昼間に学校の講堂で浄瑠璃があったんやから、日曜日やったのやろうか。
両親(イヨさん・元さん)に子供3人(圭司・祥子・倫夫)。着の身着のまま、持ち物は真っ黒に煤けた大きなヤカンと鍋だけ。一番下の倫夫は1歳半くらい。栄養失調でガリガリに痩せて、お腹だけがぷくうっと膨れとって、勝婆ちゃんが「重湯」ば作ってやりよんさったが。赤ちゃんやから、食べるもんがなくて、ずーと自分の親指ば吸いよったから、指は骨が見えよったのを憶えとる。
倫夫は60くらいで亡くなったが、そん時イヨさん(母親)が「この子は引き揚げの時、本当は死んどったと。それがこの年までよう生きてきたもんや」と云いんさったが、ありゃあ、本音やったろうね。
*連載した岩永圭司さんの「引き揚げの記録」を補足するため、岩熊久代さんから「聞き書き」しました。岩熊久代さんの家は岩永イヨさんの実家でした。

◆「玉ねぎワリカン隊」の玉ねぎは今ー佐々木勉

今冬は例年になく暖かい。とは云うものの朝晩ともなるとそれなりに寒さはある。そんな中「玉ねぎワリカン隊」が植えた玉ねぎは天空を目指すように元気に成長している(写真)、手を大きく拡げて。
玉ねぎは何故、この寒い中成長出来るのだろう。土の中で細菌たちは、ミミズたちは、いったいどうなっているのだろう。私はふと、考えてしまうのである。

「日本ミツバチ」がやって来た!2―福津妙法堂 安部泰明

とにかく夢中でしたが、不思議なことに顔も手も頭も一ヶ所も刺されませんでした。後でわかったのですが、日本ミツバチは人に馴れるのでおとなしいのです。私の匂いでわかって、敵対行為をしなければ刺さないのです。とにかく妙法堂に着いて三群を所定の場所に置きました。巣門を出ていたミツバチの巣箱を手前に置いて、車中のミツバチ達を外に出すのに時間がかかりました。巣箱に帰って行ったのかわからず、もう辺りは暗く、小雨も振り出したので切り上げにしました。翌日、夜明けすぐに、祈る気持ちで見に行きましたが、愕然としました。
二群の巣箱からは既にミツバチ達が出入りして活き活きと活動しているのに三群目、車中でミツバチ達が出て来たその巣箱は、全く静かで。何の気配もなし。案の定、巣箱を開けて見ると、まるっきり空。3000匹程のミツバチ達が一夜のうちにいなくなりました。一体どこへ行った?ミツバチを頂いた養蜂家、小林広子さんに電話しました。「多分女王鉢が巣箱を出ていったのでしょう。全てのミツバチは女王鉢と一緒に行動します。新たな自分達の居場所を見つけるはずです。」きっと昨日の車中での騒動で、居心地が悪くなったのだろうと思われます。

「版画・宿場シリーズ(3)」赤間宿-版画家 二川秀臣

赤間宿には兜作りの屋根、白壁造りの建物が現存。須賀神社から西へ法然寺、紺屋(出光佐三生家)、恵比寿神社と続く。春の街道まつりで、勝屋酒造の蔵開きや花嫁道中・商工会の出店で、多くの来客で盛況です。辻井戸、橋口屋、吉田タンス店、蔦屋などが軒を連ねる風情のある唐津街道の有名宿場です。西構口に至り辻田橋を渡ると公園に、赤馬宿の石碑があります。釣川の流れと城山・孔大子山・金山・湯川山の四塚連山の眺めは、旅人を癒したことでしょう。2014年11月に街の駅「赤馬館」は宗像市東部観光拠点施設として誕生しました。
西の原町に、中村研一・啄二画伯生家、恵比寿堂、旧酒屋や古民家を利用した楽市楽座があり情緒ある町並みです。
(私は昭和46年[1971]に、北九州から宗像へ転居。或る時、赤間宿の古民家を訪ね、スケッチの折、白壁造りの家が姿を消したのに驚き、それ以後、唐津街道の町並みを版画に記録しています。)
*挿入版画―「勝屋酒造(赤間)」」二川秀臣作―*販売可ー


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2019年1月29日火曜日

保存会便り第79号




◆成人式祝賀駅伝―畦町区健闘

1月13日第14回の成人式祝賀駅伝が開催されました。畦町チームは12月26日から練習を始め、中学生2名、大学生2名、社会人2名で6区間を走り抜き、参加49チーム中30位の成績を収めました。畦町の皆さんが多数沿道から応援をしていただき、選手は元気一杯でした。 畦町チームー監督小川澄人・1区末永力・2区武富義樹・3区中本諾・4区住山僚太・5区小川澄人・6区櫻井健太―*末廣隆館長記ー

★3日(日)第39回畦町区文化祭

2月の第一日曜は恒例の畦町区文化祭。保存会からは「畦町宿祭りポスター1~6回分」「祭り写真」「お祇園様池とアカハライモリ」「二川秀臣お城版画8作品」等出展。 時間は10時から16時まで。お楽しみの「ぜんざいのお接待」があります。

★東大から、電話インタビュー!

1月9日、保存会宛に電話が。「もしもし、私は東大の氏川と申しますが、畦町宿祭りバンコ市についてお伺いしたいことが…」。え!東大からまたなんで?とびっくり。
伺うと「都市の空地・駐車場活用に関する研究」をしている【東京大学工学部都市工学専攻の修士2年生】さん。保存会のホームページを見て「地域固有の有形・無形の遺産を残していく活動、またその担い手や賛同者を増やしていく活動」に興味を持ち、研究論文の資料収集対象に選んだ」とのこと。遠いところから畦町に興味を持ってくれてるんだ、と励みになりました。

★「畦町の小さな便利屋さん」誕生

畦町宿祭り「子供広場」で、紙ヒコーキの指導をした大野永一さんです。 包丁研ぎ・パンク修理・建具直し・換気扇掃除・家、外回りの修理等あれこれ。
詳しくは℡090-7393-7321大野へ。

1.27前川清「笑顔まんてんタビ好き」(KBテレビ)放映、1.24カブリナ(同ラジオ)放送!

前川清出演の人気番組オンエアー。右の写真の前川清・侑那(娘さん)・江藤窓口のお三方が畦町入り口バス停で「土人形」に出会う場面からスタート。道筋に飾られている「不思議な土人形」に興味の3人が、畦町の町筋を「アートな街道」と名付け、旧宿場の雰囲気の中、「土人形と友情のロマン」を解明するというストーリーの「笑顔まんてんタビ」。登場の「まち人」は植木栄二・小田千秋・小田嘉代子・小田雄一・古賀美代子・岩佐美裕子・岩熊寛さん等で皆さん役達者。
見どころも写真掲示板・醤油屋・絵本美術館・牛乳所・お寺・ぎゃらりい畦・蚕博物館・祇園様・天満宮展望台・魚見屋等。更に畦町宿祭り・祇園山笠等のイベント等も紹介。お蔭様で畦町の知名度は断然アップで間違いなし。
また先立つ24日にはラジオ番組の「カブリナ」の上田キャスター(左の写真)もやって来て、土人形前で実況中継。土人形やイモリちゃん絡みの「名所」の写真もアップ、「畦町はつっこみ処の多い町」との誉め言葉いただきました。
うっかりと見逃した方は「前川清の笑顔まんてんタビ好き」をご覧ください。ダイジェスト版が見られます。
当ページの末尾にtwitterのリンクを貼っています。ここをクリック。

ソバボランティアの皆さん、待望の新そば試食会!

一昨年のそば栽培から募集を始めた「ソバボランテイア」の方は徐々に増えて只今15名。時には子供連れでソバ畑の作業に参加。「保存会」一同大いに元気・勇気を頂いてますが、そのボランティアのみなさんに「お約束」の「新そば試食会」が20日公民館でありました。今年最初の「そば処畦」開店です。
写真のように当日は子供さん2名も。「そば美味しいね」「うんおいしい」と大満足の様子。今年のそば作りにもみなさんのお力拝借。よろしくね。ソバボランティア。ご希望の方あれば事務局までご一報を。

◆レンジで簡単「そばがき」作り

◎1人前(軽めのお昼ごはん程度) 材料―そば粉80g・水160cc・熱湯適量
◎作り方
  • 「どんぶり」に入れるどんぶり(大きめ)にそば粉と水を入れる。
  • ホイッパー等でダマにならないようによく混ぜ合わせる。空気を含ませるようにするとふわっと仕上がる。
  • ラップをし、電子レンジにかける。500W⇒約3分・600W⇒約2分40秒
  • 箸でかきまわし、生地がまとまったら器に移す。
  • 別で用意しておいた熱いお湯を上からかけ回しかけて完成。
◎つゆーわさび醤油・砂糖醤油・そばつゆ等お好みのものをつけて食べる。
◆実際にこのレシピ(クックパット参照)で3人前を作ってみました(挿入写真―1人前)。そば粉240g程度。この場合だと600Wで7分が必要でした。軽い「お昼」と思えばよろしい。ソバ掻きも、やっぱり出来立て、温かいうちが一番です。
*「畦町産そば粉」500g600円で販売中

◆玉ねぎワリカン隊頑張る!

1月20日、八幡宮横の「ファーム会議」の畑に、玉ねぎワリカン隊の9名が集合。玉ねぎの追肥とエンドウの支柱立て作業をしました。続いて26日は10名で、折からの雪の中、空き畝にソラマメの種まきとジャガイモ種の植え付けをしました。どちらも残り物の種。まだ寒い時期なので、畝には「もみがら防寒」をしました。

「日本ミツバチ」がやって来た!1―福津妙法堂 安部泰明

平成28年5月、妙法堂(畦町750)に日本ミツバチがやって来ました。正確に言うなら佐賀市金立の養蜂家から三群のミツバチを頂いて来ました。
各一群は三段の重箱式巣箱(下図)に入っていて、一群で、大体3000~5000匹ぐらい。巣門(ハチの出入り口)の空きは6m×10㎝くらいで、スズメバチが入れない寸法にしてあります。その巣門にミツバチが出ないように新聞紙を突っ込めて、軽バンの後ろに乗せて帰途に。
ところがどういう訳か、運転中のフロント窓を2匹のミツバチが行ったり来たりしています。頭の後ろの方も何匹かのミツバチの気配が。大変な緊張感が走りました。巣門を閉じていた新聞紙の具合が悪いのか、ミツバチ達が少しずつ出て来ているようなのです。しかもこの時は、高速道路。古賀インターまではまだ30~40分はかかりそうです!
脂汗です。どうなるのだろう、どうしたら良いのだろう…と、その時、基山サービスエリアが見えました。助かりました。すぐに巣門を再度閉じて、車中に出ている約20匹程のミツバチを車外に出そうとしますが出ません。出ても彼等は生きていけないでしょうし、サービスエリアにいる人を刺しても困ります。
結局、妙法堂に着くまで20匹程のミツバチ達と行動を共にしました。

「版画・宿場シリーズ(2)」若松から芦屋へ-版画家 二川秀臣

若松・戸畑間に小蒸気船が就航したのは明治44年(1911)のこと。洞海湾に面した旧古河鉱業若松ビルなど築港の姿は、かつての石炭産業全盛期を彷彿とさせます。文豪・火野葦平の旧居「河白洞」や、若松恵比須神社が散在し、白山神社の扁額は二川相近の書です(福岡藩の書家)。遠賀川河口の山鹿に「芦屋釜の里」があります。遠賀川の砂鉄を利用し、鎌倉時代より独特の技法で鋳造され、茶の湯の世界で珍重されています。船頭町の岡湊神社は『日本書紀』仲哀天皇条(西暦199)に記されている「オカの浦」は芦屋の古称。境内には「なんじゃもんじゃ」の花、和名「一つ葉タゴ」と称し、季節には、ほのかな香りに癒されます。私は昭和6年(1931)に船頭町で誕生。芦屋宿構口附近に 遠賀郡役所、福岡藩焚石会所などがありました。西浜町に白壁造・黒塀と見越しの松の旧家があり風情のある町並みです。鹿児島本線芦屋駅から芦屋まで芦屋線がありました(1915年から1931年まで)。
*挿入版画―「岡湊神社(芦屋)」二川秀臣作―*販売可ー


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2018年12月24日月曜日

保存会便り第78号




◆前川清―タビ好きー再取材

前号で、KBCテレビー前川清の笑顔満点「タビ好き」―一行の来訪と撮影を紹介しましたが、番組の途中で「畦町宿」の見どころ紹介映像を入れるための「再取材チーム」が瀬川デレクターと共に、12月21日にやって来ました。当日の取材箇所はぎゃらりぃ畦・あぜのまち絵本美術館・水族館「魚見屋」・観地山地蔵尊・天満宮・お寺赤レンガ塀・バンコ・小田牛乳所・中村酒屋・お祇園様・世界一小さな蚕博物館・高村直嗣翁頌徳碑等。
放映は1月27日(日)正午より1時間。KBCテレビを、皆さんお見逃しなく。

★畦町産新ソバ粉販売します

畦町産の新ソバ粉ができあがり、昨年を大幅に上回って50㌔ほど。「そば処畦」での1年分でも使いきれない量。
そこで今年は希望者への販売に踏み切ります。「年越しそば」や懐かしい「そば掻」としてお召し上がりください。
価格―新ソバ粉 1㌔1200円・500g600円 (「ふれあい」価格より㌔300円、専門店より200円廉価)。申込みは事務局まで。

★上町掲示板「宿祭り特集」となる

上町の笹田さんの空き家前に設置されている街頭写真掲示板が、11月28日末廣隆・櫻井一さんによって「第6回畦町宿祭り特集」として展示替えされました。
写真コンテスト優秀作・祭り風物・祭りプログラムなどが「写真班スタッフ」によってきれいにレイアウトされています。畦町を訪れる「観光客」にも楽しんでもらえること請け合いです。

お祇園様池の土あげと「生き物観察会」―子供たち大喜び!

「水抜いた池 希少な生き物続々」の大見出。アカハライモリ2匹を持った女の子のアップ写真。西日本新聞にお祇園様池の作業&観察会の記事が踊りました(写真挿入)。
12月16日、観察会に参加した子供たちは16名。土あげ作業や水抜き、水の補充、焼き芋に取り組んだ大人達は30名ほど。
子供たちは、生き物の解説をする渋田正嗣(上町)・品田裕輔介(元うみがめ課)さんの話を「目を真ん丸」にして聞き入り、「プラ舟」に入ったアカハライモリ・牛カエルなどに触れていました。
当日確認された生き物はアカハライモリ・ミナミメダカ・マツモムシ・ギンヤンマのヤゴ・オニヤンマのヤゴ・ヌマエビ・カワニナの7種類。准絶滅危惧種のアカハライモリは5年前の10数匹から25匹に増えていてホッとしました。
終了後、境内では櫻井順子さんたちが焚火で焼いたアツアツの「ヤキイモ」写真にあるように、焚火の周りで食べて、大満足の観察会となりました。
5年前に、どぶ池から「畦町ビオトープ」目指してきれいにしたお祇園様池です。今後も自然環境保全のメッカとしてみんなで大事にしていきましょう。

バードウォッチングー31種類の鳥がいた―畦町は鳥の宝庫!

カワウ。末廣隆さん撮影
12月15日(土)、日本野鳥の会会員で自然観察指導員である渋田和美先生によるウォッチングは好天の中、9時から12時過ぎまで、公民館―氏神様―みずがめの郷往復で行われました。
参加者は小学生を含めて12名。
歩き終わっての「集約会」で確認した鳥はミサゴ・ヒヨドリ・ヤマガラ・メジロ・シロハラ・カワラヒワ・ウグイス等の里山の鳥、バン・オオバン・シメ・カイツブリ・ハクセキレイ・リュウキュウサンショウクイ等の水辺の鳥と、併せて31種類。毎年感じることながら「畦町は鳥の宝庫」でもあります。

12月9日 菜の花・レンゲ種まき ―春よ来い―

例年の「菜の花」に加えて今年は「レンゲ」の種も蒔きました(お祇園様裏のソバ畑)。きれいに咲いて!

◆エゴマ顛末記(最終章)―ファーム会議・佐々木勉

例のエゴマはその後どうなったか。10月20日にファーム会議で刈り取って収穫し、脱穀・ゴミとの分別、水洗いで細かな土や砂を除去して天日干し、ついに780gの「白エゴマ」が誕生した(植木栄二さん前田榮美子さんご協力感謝)。ソバ畑脇に2畝作って、たったのこれだけだが、なんとすべての工程が手作業という貴重品。
エゴマはオメガ3系(αウノレン酸)という健康食品で、血液をサラサラにし、動脈硬化や心臓病を予防。男性機能を向上させ、子供の脳の発育を促し、認知症を防ぐなどの優れもの。昔は青魚をよく食べ同じ効果を期待できたが、昨今は、それを補う品としてエゴマが期待されている。
油を搾る処まで行かなかったが、葉を食べ、実を収穫し、少しでもエゴマがどんなものなのか知り得た事は、仕合わせ(良い出会い)と感じている。自然に感謝の心で、これからも色々とチャレンジして行こう、「ファーム会議」の同志諸君!。

◆天満宮の石燈籠に灯り!

12月8日は福津暮らしの旅の「火番とダブ作り」ツァーで「夜の畦町」が舞台。そこで「夜の水族館」開館に加えて天満宮の石灯籠に蝋燭とキャンドルを灯しました。挿入写真がそれですが、幻想的な美しさ。これはいけますね、今後も。

★畦町産「かけ稲米」好評販売中

おいしいお米、天日で乾燥の「ひのひかり」10㌔―3800円(5㌔以下や玄米・五分搗きなども可)。事務局までご連絡を。

遊水池つれづれ最終回―「ツグミ」のお話 古屋隆之―横浜市在住

冬鳥が渡ってきて、わが町の遊水池周辺もにぎやかな季節がやってきました。
池にはコガモ、マガモ、オカヨシガモなどが渡ってきますが、周辺でよく観察するのはツグミです。ツグミはシベリアやカムチャツカ半島あたりから、群れを組んで渡ってきます。
戦前は群れが通過する北国では、カスミ網で一網打尽、捕獲して食材としていたようです。戦後鳥獣保護法により捕獲が禁止されました。大きさは約24cm。スズメよりやや大きい体です。池そばのグラウンドでは胸をそらして、天敵を警戒しながら芝の中の昆虫をついばむ姿はユーモラスです。ツグミは速い長距離ランナーです。2000kmの長距離を速く、省エネで飛ぶため、直線的に飛ぶといわれています。飛ぶ姿の一端をカメラで撮らえました。
しばらくの間、拙稿にお付き合いいただき有難うございました。今号で終わりとさせていただきます。今後も皆様の畦町まちづくりを影ながら応援していきたいと思います。

「版画・宿場シリーズとの出会い(1)」-版画家 二川秀臣

「長崎街道への旅立ち(小倉城)」-二川秀臣作―
昭和54年(1976)頃、北九州の筑前六宿を、郷土史家、能美安男氏に案内されました。
先祖が400余年前、大阪夏ノ陣以後、福岡藩に仕え転居しました。先祖を偲び、宿場の町並みを版画で彫り始めました。 「唐津街道」「長崎街道」「門司往還」「中津街道」「秋月街道」など五街道の起点は、小倉・紫川に架かる「常盤橋」です。(後に大里が起点となる) 「常盤橋」から大門、留口門、鋳物師町、平松町、日明、中井と進み境川(豊前)を経て、筑前国の戸畑から洞海湾を渡り若松へ向かう。現在は若戸大橋(1962年)が架かる。 「唐津街道」は文禄元年(1592)豊臣秀吉が朝鮮侵略の際、肥前名護屋城築城以来、太閤道とも呼ばれています。江戸時代の唐津街道は、肥前唐津・筑前福岡両藩主を中心とし、稀に肥前平戸藩主・薩摩鹿児島藩主も参勤交代に利用しました。
私の街道シリーズ最初の版画展は2000年5月の「長崎街道版画展」で、黒崎井筒屋での開催でした。
この絵葉書は1枚100円で販売しています。希望の方事務局まで。



第78号 2018.12.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
☎080-9244-5128 メール  hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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2018年11月27日火曜日

保存会便り第77号

◆前川清―タビ好きー畦町来訪

11月13日、KBCテレビー前川清の笑顔満点「タビ好き」―が、なんとこの畦町にやってきました。主役、前川清さんにサポート役の江藤窓口さん、それに前川さんの娘さん3方と取材スタッフが多々。
まずは突然に植木栄二さん宅、続いて小田義文さん宅、それから小田雄一さん宅。そして公民館前でXさん、土人形の立て看板前でYさんなどを「直撃インタビュー」。どうやら「古民家」と「土人形」がターゲットになったらしく。
放映は明けて1月27日(日)正午より。KBCテレビを、皆さんお見逃しなく。

★祭り写真コンテスト優秀賞

第6回畦町宿祭り「写真コンテスト」には昨年を上回る22名98作品の応募があり、写真班による審査の結果「優秀賞」として以下の10名の作品が選出されましたので、表彰状並びに畦町産かけ稲米5㌔を進呈しました。なお佳作12名の作品も併せ「祭り特集」として、28日上町掲示板に紹介しています。
正岡功―「前夜祭」・鳥巣博樹―「中学生」・石津陽一―「宿馬車」・緒方義幸―「灯明」・松島良徳―「よさこい」・佐山健―「イモリと子供」・安田光宏―「灯明6」・奈良覚―「パレード」(上の挿入写真)・櫻井一―「宿馬車」・末廣隆―「子供広場」

お祇園様池「生き物観察会」―12月16日―土あげ作業兼用

お祇園様池に土が堆積、導水パイプも詰まってしまい「改修」が必要です。先般よりあれこれ「お祇園様池検討会議」で相談していましたが、保存会では「環境保全」に役立つ「自然の池」として育てようという基本路線に沿って「作業」を取り組むこととしました。以下の内容で実施しますので、みなさんご協力お願いします。
★12月16日(日) 9時―お祇園様池集合 境内と池周辺の清掃(箒・鎌)
9時半―「生き物観察会」参加者(小・中生)受付開始
10時―子供たちが揃って「説明」 10時15分―土あげ・パイプ整備作業開始
11時15分―生き物の解説と振り返り(渋田正嗣・品田裕輔さん)
11時30分―焼き芋イベント       12時半ごろ終了
★服装 作業ができる服装・軍手・タオル。防寒に配慮。
★作業に持参する道具類―必要なものを個別に、事前連絡します。
★当日は西日本新聞に「取材」のお願いをしています。

秋そばー脱穀と唐箕かけー「新そば」もうじきです!

11月24日13時よりソバボランティアの皆さんも加わって、「唐箕」も活躍の脱穀作業が16時過ぎまで。去年より多い3袋(一人では持てない重さ)のソバの実が取れました。乾燥場所提供の植木健二さん・櫻井美裕子さん・笹田弥栄子さんありがとうございました。

12月15日(土)バードウォッチング―渋田和美先生

去年は姿・鳴き声併せて42種類の鳥を観察。畦町は里山と水辺の両方が観察できる絶好の地。公民館~みずがめの郷周辺で観察します。
集合場所 畦町公民館 集合時間 午前9時 参加費 200円
内容 事前説明・観察(双眼鏡は準備)・報告交流会
終了時間 12時頃*参加の方は事務局まで☎ください。

◆「玉ねぎワリカン隊」楽しむ

氏神様横の畑が空きましたので、ファーム会議で耕作することに。作業が遅れていましたが、11月17日に14人が集まって「玉ねぎ」の苗1000本を移植しました。 集まったのはファーム会議の呼びかけで参加した、今期の玉ねぎだけを作る「玉ねぎワリカン隊」。小田雄一さん、植木栄二さんの指導で「ワイワイ、ガヤガヤ」おしゃべりしながらマルチ張りと移植を「楽しみ」、最後に記念撮影。収穫できたら、みんなで均等に「分ける」きまり。1人1000円のワリカンでした。

◆―畦町宿の「観光交流施設」-上西郷郷づくり、市長に要望書!

保存会ではこの6年、「ほっとするまち」畦町づくりに努力。畦町もずっときれいになり、見どころもでき、やって来る人も増えました。けれど、「公衆トイレ」も「休憩施設」も「野菜売り場」もありません。
そこで、福津市に対して、上西郷郷づくりから、「郡屋跡」に津屋崎千軒に開設されている『なごみ』的な公共施設を作って欲しい旨の要望書が上がるように相談しておりました。
その結果11月8日、上西郷郷づくりの今里幸和会長名で市長宛の正規の要望書として提出されました。「ほっとするまち」畦町づくりの記念すべき1歩前進です。

★畦町産「かけ稲米」好評販売中

おいしいお米、天日で乾燥の「ひのひかり」10㌔―3800円(5㌔以下も可) 事務局まで連絡ください。

★福津暮らしの旅―火番とダブー

12月8日(土)、今年も「暮らしの旅」のお客様が「火番の太鼓」を叩きます。その折「夜の水族館」をオープンし、天満宮の石灯籠に灯りを点けますので皆さんも楽しめますよ。

遊水池つれづれ7<空飛ぶ宝石「カワセミ」>古屋隆之―横浜市在住

小さいきれいな野鳥が遊水池の小枝に止まっています。観察していますと、周囲を見渡しながらおもむろに遊水池の水面を見つめています。瞬間、水面に向かってすばやいダイビング降下。アッという間に小魚を嘴にくわえて飛び去っていきました。カワセミのオスでした。カワセミはスズメより少し大きい体、宝石のヒスイのような鮮やかできれいな青い羽を持っています。エサは小魚や水性昆虫、カエルなど動物性のエサです。その体に似合わない大きな頭と鋭い嘴で、大きなエサを捉えて食べる大食漢です。バーダー(バードウォッチング愛好者)に大人気の野鳥です。畦町の池や小川で観察されていることでしょう。

引き揚げの想い出7―続「新京て冬を過ごした記憶」岩永圭司―大阪市在住

溝や吹き溜まり、至る所に、赤い紙幣や青い紙幣のお札が落ちていて、それを拾い集めていた。後から知った事であるが、満州国のお金は終戦と同時に使えなくなり、軍の交代と共に通貨が変わった。ソ連軍票、八路軍票、国民党軍票と目まぐるしく変わり、その都度手元にある軍票は紙屑となり、拾ったお札は何の価値もなかった。
昭和21年8月、葫蘆島から引き揚げ船に乗る。桟橋は木材で出来ており、渡りながら観た澄んだ海水に小魚が泳いでいるのが妙に印象に残っている。(大陸で見ていた川や湖沼はどこでも濁っていた)
乗ったのは貨物船だった、その船底にござを敷き,ざこ寝した。窓がない船底の枕元には、ぽつんぽつんと裸電球がぶら下がっていた。そんな中で皆が船に酔った。その酔いが消え、船に慣れたころ甲板に出て青い空を見た、あたりには小島が散在し、その鬱蒼と茂った緑、箱庭みたいな景色の中に静かな営みがあるのを眺めていた。三四日かかって博多湾沖に着いたものの、コレラ等の伝染病患者発生の疑いがあると一週間程度沖に停泊していた。
着の身着のままで待ちに待った博多港に上陸した。持ち物にアルマイトの真っ黒い大きなやかんがあった。煮炊き、湯沸かし、弟の重湯を作った貴重なやかん。わが家の家宝にと考えていたが、金へんブームの時にどこかへ消えてしまった。
終わりに、着の身着のままで引き揚げた一家を暖かく迎え、そして支えて頂いた人情、豊かな自然、小中高、青春時代を過ごした第二の故郷を誇りに思っています。畦町宿保存会の益々の発展をお祈り申し上げます。

第77号 2018.12.1 事務局 畦町368 岩熊寛 方
☎080-9244-5128 メール  hirohiro@jt2.so-net.ne.jp
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